アスレティクビルバオの展望 中編
ということで前回に引き続きアスレティクビルバオの選手をまとめていきたいと思います。
もうすでにリーガは4節が終わったところですが……
ビルバオとマジョルカの試合見ましたが、久保くんのドリブルは一部でもトップクラスですね。 ただ最後のところのパスの精度と逆足の精度は……
ダニ・ガルシア(MF)
昨シーズン、エイバルからビルバオに移籍してきた守備的MFです。昨シーズンは期待にそぐわない活躍で、リーグ戦29試合に出場しました。
相手方のベニャがパッサーなら、ダニガルシアは守備職人といったところでしょうか。有名な選手で例えるなら、ボールをそこまで前線に運べない版・チェルシーのカンテというイメージです。
ライバルクラブであるレアル・ソシエダの下部組織出身ですが、ソシエダでプレーすることはなく、エイバルがまだ3部にいたころにプロキャリアをスタートしています。
長所としては、自慢のスタミナを生かして中盤を支配するとともに、ミスが少なく堅実にプレーすることが出来ます。
ただ身長がないのが短所で、カウンターを食らった際にたまに相手のFWに吹っ飛ばされます笑。またアシストを稼ぐタイプではないので、攻撃面ではそこまで大きな期待はできません。
ただ今のビルバオにはなくてはならない存在だと思うので、これからもレギュラーの座を保持するのではないでしょうか。
個人的にセビージャのロケ・メサに顔が似ていると思うのは僕だけでしょうか。
ベニャ・エチェバリア(MF)
ベティスから移籍してきた当初期待ほどの力を出すことはできていませんでした。しかし徐々にチームにフィットすると、中盤の司令塔としてなくてはならない存在となりました。
昨シーズンはチームが不調の前半戦は出番が回ってこないときもありました。
しかし復調後は、持ち前の視野の広さと、パスの精度、フリーキックの精度を見せつけ、いなくてはならない存在だと再認させられました。
ベニャも今年で33歳です。ベニャのポジションは、遅かれ早かれウナイ・ロペス辺りが担うと思うので、技術やメンタルをしっかりと後輩に伝えてほしいです。
ちなみに私がサッカーにはまったきっかけは、ベティス時代のベニャも一役買ってるんですよね笑
ウナイ・ロペス(MF)
バルセロナ戦を見る限り、新シーズンのセントラルミットフィルダーのレギュラーになると思います。
バルセロナ戦は不用意なバックパスで、スアレスにシュートチャンスを与えてしまいました。
しかもパスミスしたあと、ディフェンスに戻らず、頭を抱えて棒立ちしてしまいました。(いやボールを追いかけろよ笑)
プレースタイルですが、とにかくこの選手はポジショニングがいいと思います。相方のセントラルミッドフィルダーがダニガルシアということで、あまりビルドアップへの関与は期待できません。そのため時にはディフェンスラインに降りてきたり、サイドへ流れたり流動的に動くことで攻撃構築に貢献することが出来ます。
また小柄で、敏捷性も高いことから1.5列目への飛び出をすることが出来ます。
しかし、彼の欠点はバルセロナ戦のミスのように集中力と90分間試合で走り続けるスタミナがないところです。
ただ高齢化しているビルバオのセントラルミッドフィルダーの中では、若手として期待されています。
にしても髭をはやし始めてだいぶおっさん臭が増したな‥笑
だいぶ書くのが面倒になってきましたが、次はディフェンダーにいきます!
ユーリ(SB)
昨シーズンフロントが頑張り、まさかの獲得にこぎつけたのが、ユーリです。これは近年、度重なる選手の放出・ミケルメリーノやアンデルエレーラの獲得失敗など、上手くいっていなかった移籍市場での立ち回りを、フロントがなんとか挽回した形ですね。
昨シーズンも35試合に出場し、フル稼働の活躍でした。左サイドバックはバレンシアが以外の選択肢がなかったビルバオとしては、大きな補強となりました。
この選手は意外とシュートがうまいです。クロスの質は課題ですが、ドリブルでの攻撃参加やある程度安定した守備は魅力的ですね。ただしある程度です‥笑
ちなみにインスタでは可愛らしい子供の写真を観ることができます。
あと元ソシエダの選手ということですが、ソシエダのファンはユーリのユニフォームを燃やさなかったんですかね?
あの選手と違って笑
リーガをよく見ている人ならどの選手かわかるはずです。笑
残りは後編で