サンフレッチェ広島 今シーズンのまとめと、来シーズンについて思うこと
jリーグで一番好きなチームといえば、私の地元にあるクラブサンフレッチェ広島だ。昨日シーズンはリーグ15位と低迷していたが、今シーズン城福浩新監督のもとリーグ2位へ躍進を果たした。
そんなサンフレッチェについて今回は書こうと思う。
前半戦は第9節まで負けなしと独走していた。特に青山からパトリックへのロングボールや、柏の高精度のクロスからチャンスを確実に決めていたのは大きい。そして何よりも、野上・佐々木・水本・和田・林を中心としたディフェンスはリーグ屈指の守備を誇っていた。
しかし後半戦は、前半戦と対照的に全く勝てなくった。理由はいくつかあると思うが、もっとも大きいのが主力の固定化に伴う疲弊・競争力の低下だろう。
ワールドカップの過密日程の中主力の青山・和田・佐々木・パトリック・柏などをフル活用してしまう。もちろん終盤戦で馬渡などの中堅選手を起用しているが、終盤戦になっての主力選手のコンディション不良は明らかであった。
攻撃面では、青山からパトリックへのロングボールや、右サイドのパス回しが相手チームに研究されてしまうと手詰まり感が否めなかった。来シーズンこそは城福監督の目指すムービングフットボールを実現してもらいたい。
守備面では、前半戦活躍していたGKの林の後半戦での不調や両サイドバックのイージーなミスが多かった。
では来シーズンの補強ポイントはどこなのか?12月25日現在決まっているの補強の状況をまとめてみる。
IN
FW皆川選手
MF野津田選手
MF東選手(下部組織)
MF松本選手(下部組織)
DF荒木選手(大学)
OUT
DF千葉選手
DF馬渡選手
こうしてみてみると明らかにDFが足りない。千葉選手が移籍したことでCB1人そして馬渡選手が移籍し、ACLもあると仮定するとSBならびにWGに1人ほどは補強する必要がある。さすがに初年度から下部組織上がりや大学内定の選手に多くを求めることはできないだろう。また今シーズンターンオーバーできなかった要因として、控えの選手の不調が大きい。そのためFWやCMFあたりのポジションの選手を1人ずつくらいは獲得するのではないだろうか。
なにはともあれ、来シーズンのサンフレチェに期待している。