アスレティック・ビルバオの展望 後編
お久しぶりです。ということで、中編に続き後編を書いていきたいと思います。
もうすでに開幕してかなり試合が終わってしまいましたが笑笑
デ・マルコス(SB) 市場価値600万ユーロ
1年前まで、絶対的なレギュラーとしてビルバオの右SBを引っ張っきた選手です。
デマルコスの1番の特徴はなんと言っても、センターフォワードとセンターバック以外ならプレーできるという、究極のユーティリティープレイヤーだということです。おそらく世界中を探してもこんなにいろいろなポジションができる選手はそうはいません…多分笑
ただ昨シーズンにカパが加わったことで、その座を脅かされています。単純な走力と攻撃性ではカパの方が圧倒的に上ですから、しょうがない面もあります。
デマルコスの特徴はとにかくプレーが安定していることです。ボールをカットされることが少なく、バルサやレアルなど格上のチームとの試合であればウイング、残留を争うような比較的力が下のチームであればサイドバックというふうに相手に合わせた起用ができます。
pan style="color: #ff0000">アンデ・カパ(SB) 300万ユーロ
最近の調子が良すぎて怖いです。笑
前所属は乾と同じエイバルです。移籍金はたしか300万ユーロほどだったと思います。この移籍金を知ったときの私の第一声は「安!」でした笑。
カパの魅力と言えば、なんといっても上下動の激しさです。そんじょそこらのSBと比べてはいはけません。あのいかつい顔で、あのプレースタイルの激しさは相手からすると脅威ですよね。
しかも、意外とクロスが上手く守備が安定しているところも魅力です。あとはもう少しドリブルで内側に切り込みビルドアップに貢献出来たり、たまにある軽い守備さえ改善してくれれば最高なのですが‥
まぁそこまで無理を言ってはいけません笑
イニゴ・マルティネス(CB) 3000万ユーロ
マンチェスターシティに移籍したラポルトの後釜として、昨シースライバルのレアル・ソシエダから獲得したディフェンスの中心選手です。
この移籍はスペインで1番仲のいいダービーである「バスクダービー」を行っている、ビルバオとソシエダの間に亀裂を生みました。笑
ビルバオとしてはラポルトが抜けてCBの駒が足りなく、反対にソシエダとしてはチームの中心選手が抜けたのですからこの亀裂は致し方ないかと…
まぁソシエダのサポーターはイニゴ・マルティネスのユニフォームを燃やすほど怒ったそうなので笑
マルティネスの特徴ですが、これといって抜きん出たものはありません。(ヘディングは強いかな)しかし弱点も特に見当たらないというオールマイティな選手です。
ただバルセロナが数年前に狙っていたように、フィードの能力は高いです。(ビルバオのCBは総じてフィード能力が高い気がします)
私的には好きな選手の1人ですので、これからもビルバオCBを支えてもらいたいです。
ジェライ・アルバレス(CB) 2500万ユーロ
ビルバオ期待のディフェンダークの1人です。2016年に精巣癌であることが公表されてから約2年間癌に悩ませれながら復活を果たしました。いや〜本当に完治してよかったですよ。
ビルバオのチームメイトがみんな坊主にして話題になったのは記憶に新しいです。 ただミケル・リコだけはいつもと変わらない髪型でしたが笑(元々禿げているので)
この選手は特にカバーリングとフィード能力に長けています。相方のイニゴ・マルティネスが時々ですが、やらかしてしまうので、その場合ジェライが全力でカバーします。笑
そろそろスペイン代表に選ばれても良い頃にだと思いますが、スペインのCBはパウ・トーレスやエルモソなど若手が台頭しているため、なかなか厳しいかもしれません。
ちなみに契約期間は2026年までで、7000万ユーロの契約解除金が設定されています。契約期間は十分すぎるくらいにありますが、契約解除金に関してはラポルトの例もありますので少し怖いです。
ウナイ・シモン(GK) 600万ユーロ
こちらも若いゴールキーパーです。192センチメートルという長身と長い手足と、間合いの詰め方の上手さを武器に相手のシュートを止めまくります。また足元の技術とクロスへの対応が安定していることもあり、バルセロナからの関心も囁かれています。(アリサバラガの例があるので引き抜かれないか心配)
まだ22歳ということで移籍さえしなければ、ビルバオのゴールキーパーは後10年間は心配いらないと思えるほどの選手です。
若さからかたまにやらかす癖さえ無くせば最高です。
今回のシリーズはここまでにしようと思います。他にもヌネスやサンホセ・イバイなどいい選手が沢山いまので、それらの選手についても書くかもしれません。