ビルバオ・予想外の不調
今シーズン例年になく積極的な補強を展開し期待が高まっていたビルバオだが、ついにベリッソ監督を解任し後任に、ガイスカ・ガリターノ監督が赴任した。
今シーズンは、ダニ・ガルシアやユーリなどのリーガの実力者を獲得したにもかかわらず、現在降格圏に沈んでいる。
私はビルバオのファンなので全試合観ているが、ベリッソ時代はそこまで悪い内容ではないのに結果的に負けてしまっていた。また先制しても追い付かれるなど、もったいない引き分けで勝ち点を落としてしまった。
では何がいけなかったのか?全線のトップには、ウィリアムズかアドゥリスを投入することが多かった。ウィリアムズがトップに入ると、スピードを生かした裏抜しか出来なくなり、攻撃パターンが非常に限られてしまう。
アドゥリスは流石に年齢的に厳しくなり、ボールはまだ収めることができるが、得点力が落ちてきている。しかし若手のグルセタやビジャルベはまだ監督の信頼を掴めていないように見える。
よって、冬の移籍期間にジョレンテなどのセンターフォワードを攻撃の起爆剤として獲得する必要があると思う。
ディフェンス面では、89分間は安定しているのに残りの1分間でいとも簡単にバランスを崩されるので、集中力を切らさずに粘り強く守ってほしい。そのためには、数年前のイラオラやグルペギのような頼れるディフェンスリーダーがでてきてほしい。
次節第18節はアウェイでのセルタ戦だが、リーガは正月休みのため中断期間が長かった。これをターニングポイントにして上昇気流に乗ってほしい。
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